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「お話聞きます」 銀行にて 番外編

僕が、2015年から、大阪駅、京都の祇園でやっている「お話聞きます」には

本当に色んな人がくる。自分では、まじめに仕事しているのに評価されない人、

そんなに真面目に仕事してないのに出世していく人等々。

今回は、僕が路上の「お話聞きます」以外で銀行の下請け会社で仕事していた時に会った人の「お話」を紹介します。

僕がその会社で仕事していたのは、まだリーマンショックが起こる直前、東京の祐天寺に住んでいた頃、銀座からどんどん中目黒に向かって土地が高騰していた頃です。

今、リストラに合い、住宅ローンの支払いのために副業をしいられてるサラリーマンのお父さん達は忘れもしない頃だと思います。

僕が仕事をしていた銀行の下請けの仕事は、主にデータの入力と入力したデータのチェックです。昔は紙で残していた銀行のデータをデジタル化していく。

 

そういう仕事です。ただ、仕事している若い子の多くが東大生、一ツ橋大、早稲田大、

少し慶應大の生徒です。中にはそのまま銀行に就職していくバイトのも結構いました。

・・・なるほど、頭いい大学のコはこうして篩にかけられんのか。

で、仏教大学出身の僕がしていた仕事はこの頭いい子達の管理です。

出勤の確認、遅刻や欠勤の管理やちゃんと仕事してるかの管理etc。

で、たまに銀行の社員が見に来る。そんな感じです。

この中で、坊ちゃん育ちの慶應の中川君(仮名)と一般家庭育ちでも東大の田中君(仮名)の2人があまり仲良くありませんでした。、

この坊ちゃん育ちの中川君は、コネで銀行での内定が決定との噂がありました。

で、あまり真面目に仕事はしません。そして遅刻も多い。

で、目上の人間に対して敬語が使えません。何かと言うと

「自分、家庭でも学校でも敬語使わなくて良かったんでこのまま生きていきます。

だって、人はそれぞぞれだから良いんじゃないすか」

と、年上の人に敬語を使いません。

・・・人はそれぞれと敬語はしきたりだからまた違うだろ。と思いましたが

僕は教育係ではないのでほっときました。

一方、東大の田中君は絵に描いた様な真面目人間です、仕事もするし

きちんと敬語を使います。ただ、1年浪人しているので現役で東大に合格した子

達には少し気を使っていました。

ある日、坊ちゃん中川君と東大、田中君が口論をしていました。

東大、田中「ちょこちょこ遅刻して仕事もたいしてしないくせに敬語ぐらい覚えろよ!

       年上の人間には敬語使うのが社会の決まりだろうが、偉そうに持論を   

       こねるなら、人の2倍仕事しろよ。」

・・・うわ、さすがに東大生、短いセンテンスでドの付く正論。

この正論には、金持ち、中川君も反論せずに帰宅しました。

・・・で、その春、見事に銀行に就職したのは 坊ちゃんの中川君です。

  確か、30歳手前にして ローンなしでマンション購入してました。

 

東大の田中君は、「中川みたいな奴がいる銀行には就職したくない」と

 法律事務所でバイトしはじめました。

 世の中で、勝ち組。と呼ばれるのには、「敬語」とかはあまり関係ないのかも知れません。

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